季節はすっかり秋らしくなってきています。日中は日差しが出ていてまだ暖かいですが、冬がもうすぐそこまで来ています。
そろそろ冬物の洋服の準備をしないといけません。
だけど今年も昨年と同じでいいのかな?と思っている方も多いはず。ただ中年の男性の方は気を付けたほうがいい。会社に行った時に『あの人はまた昨年と同じでくたびれたコートを着ている』などと言われかねません。
また部下を持つ立場の方やお子様がいる場合、世間一般的な中年男性で止まるか、オシャレな男性になるかで周りからの印象が全然違って来ます。
ちょうど季節の変わり目です。
ファッションの替え時でもあり、夏に比べてドレスアップできるこの時期を使って今年の冬からオシャレな中年を目指してみるのもいいでしょう。かっこよくなっていただければと思いますので今回の記事を参考にしてみてください。
おじさん世代のファッションコンセプト
いくら格好のよい洋服を着て周りから認められたいと思っていても、ベースとなるファッションコンセプトが間違えているのでは異性に好かれるどころか逆に引かれてしまいますので何にもなりません。
せっかくお金を出して購入したのにと後から後悔をしないためにもしっかりとポイントを抑えておきましょう。
まず最初のおじさんのファッションコンセプトは『清潔感』になります。
10代や20代の頃にはアウターにワッペンが付いていたりジーンズを腰でダボっと履いていたり、穴の空いたジーンズを履いていても良かったのですが、40代を超えた中年ともなるとTPOに応じながらも爽やかなファッションができているかが大事。
それこそが中年男性のファッションコンセプトになり、実際に周りから好かれる素敵な40・50代になれるかどうかの瀬戸際にもなります。
また40代を過ぎると公私ともに落ち着き感を求められる年齢層ともなりますので、周りへの雰囲気作りがとても大切になりますのであまり派手な色使いでミーハー感が丸出しになってしまってもいけません。
そして冬のファッションというのは夏に比べると重ね着という点でアイテムが多いこともあり、夏に比べるとモロにファッションセンスが良いか悪いかが分かってしまうので注意しなければなりません。
難しいのであればスタンダードで攻めるのもあり。サイズ感は基本的に細身で色使いはトーンダウンした物で、もし派手な色味を使いたいのであればワンポイントで使うことをおすすめします。
流行を抑えたコーデの基本
せっかく高価なお買い物をしても、ちょっと時代がズレていたり奇抜な組み合わせをすると周りから白い目で見られたり人が寄り付かなくなってしまいますのでしっかりと中年のコーデの基本を押さえたいところ。
上に記載をした通り基本的にはスリムなシルエットが遜色がないのですが、今年に関しては流行の一つとしてビックシルエットがあります。中年の男性ならロング丈のアウターとセンタープレスパンツの組み合わせがお勧めです。
40代以降の中年層の方は今のファッションからガラッと変わってしまうので抵抗感を持つ人もいるかも知れませんが、コーデーが決まると気持ちがいいものです。
コーデの基本となるスタイルは特別なアイテムを使わなければならないということではなく、日常から使用している定番の洋服を利用した物が多いので、比較的トライしやすいということも流行の特長になっています。
普段は細身のスタイルが多い中年の男性でも、流行となっている今年だからこそチャレンジすることができるものです。冬に向けてファッションを一掃したいと考えている方はコーデの基本を改めてみるのも良いでしょう。
冬にお勧めファッションアイテム
始めにご紹介をさせていただく中年のお勧めファッションアイテムはコートになります。
別にダウンジャケットや革ジャンが悪いということではありませんが、せっかく大人のファッションを楽しむのであれば、やはりアウターにはコートを選んだ方が良いでしょう。
またコートの中でも最近ではチェスターコートの人気が高く、更にサイズは少し大きめのシルエットが流行っています。
チェスターコートは元々の雰囲気としてかっちり感は残っていますが、それもインナーとの組み合わせによってややカジュアル風に着こなす事もできますよ。
チェスターコートとの組み合わせを楽しむためにシューズやニットを活用してカジュアルさを取り入れるなどをして工夫をするのもいいです。
寒い冬のファッションアイテムになるニット帽はカジュアルダウンさせる効果がありますし、落ち着いた大人感を残しつつ同じアイテムを活用する周りの人に対して親近感を持たせるアイテムにもなるのでお勧めです。
ほか流行りのワイドパンツもいいですね。中にはカジュアル過ぎてしまうのではないかと心配になりがちなワイドパンツですが、センタープレスが入っているだけでガラッと大人びた雰囲気に変わったりと上手く取り入れることで効果的にワイドパンツを活用することができます。
見た目が老け顔の方で今までジーンズやチノパンしか履いたことがなくて何とかイメージチェンジを図りたいという方はワイドパンツにも挑戦していただきたいと思います。
パンツ選びの際の丈は裾にや床につく程度でも良いですが、特に昨今では裾に向かって細くなっているテーパードシルエットが流行っていますのでパンツ選びの際に形にも拘ってみると良いでしょう。
色使いに気を付けて!モノトーン、ネイビーを活用してみよう
デザインも去ることながらどうしても第1印象で目に付いてしまうのが洋服の色になります。ここからはファッションのお勧め色使いについても考えてコーデを楽しみたいもの。
個人的に目立ちたいと思って派手な色味を選ぶ事もあるかと思いますが、基本的に中年男性ファッションの色使いとしては定番となるモノトーン、ネイビーを使用して更に現在のトレンド色となるベージュとオリーブを追加してみると良いでしょう。
ベージュは女性っぽいイメージを持っている方もいると思いますが、実はコートやカジュアル系のアウターの他にニットやパンツなど色々なアイテムに使用することができます。今まで黒やグレー系が多かった方は是非挑戦してみると良いでしょう。
尚、ほんの少しだけ冒険してみたいという方はオリーブ色を取り入れてみると同年代との差が付いて個性が出るはずです。
とりあえず何か指標となる1つのコーディネートを決めておきたいという場合にはセンス、アイテム、そして中年の色使いを加味してベージュのチェスターコートとブルージーンズの組み合わせを覚えておくと良いでしょう。
またアウターに関して言いますと、チェスターコート以外にも定番としてダッフルコートやステンカラーコートがありますが、今シーズンはベージュカラーのアイテムが多くなっていますのでブルー、ブラック、ネイビーとの色合いがマッチしますので、コーディネートの難易度としてはさほど高くないことを認識しておくと良いでしょう。
このように色使いにも気を使いながら似合うファッションを組み立てて行くとよいでしょう。