普段あまり山登りやキャンプ、渓流釣りなどのアウトドアシーンを楽しまれない方には縁がないかも知れませんが興味がある人は結構気にしているもの。
実はアウトドアファッションは、大人になってからのプライベートシーンにおいてもかなり活用できるアイテムが多いです。
私服の中にダウンジャケットやマウンテンパーカーはありませんか?実はこれらも元々は登山やトレッキングの時に雨風や雪を凌ぐために考えられたアイテムとなります。
2009年にアウトドアブームがありましたが、その時から普段着にも拡張されたものなのでアウトドアファッションならあまり違和感なく馴染んでいただけると思います。
ファッションのジャンルにはカジュアルやアメカジ、ストリート系がありますが、大人になると私服でもスタイリッシュや落着いた雰囲気に決めたかったり、大人カジュアルでもどのようにすべきかと考えてしまいますが、アウトドアファッションでも同じようなもの。
アウトドアの服はシンプルなアイテムが多いので30代から40代以上の男性が着ると結構しっくりきます。コーデもハマりおしゃれに見えることが多いので取り入れていきたいところ。
アウトドアファッションでどの様な物がマストアイテムになり、どんなコーディネートがおすすめなのかをまとめていますのでぜひ大人の私服選びでお困りの方はご参考にしていただければと思っています。
アウトドアファッションの着こなしのポイント
アイテム選びがちゃんとできても着こなしのポイントが外れていると全体のバランスが悪くなってしまい、野暮ったくますので気をつけなければなりません。アウトドアファッションの着こなしのポイントについてご説明をさせていただきます。
シルエットはスッキリ系
基本的にアウトドアなファッションアイテムは動きやすい様に少しゆったり目になっています。大人の方が街中ファッションで着るとちょっとストリートっぽいファッションになるので私服でも使えます。普段着の場合は、きれいめのファッションと合わせるのもいいです。
ワンポイントで柄モノを取り入れる
全身を柄モノファッションにすると異性やご友人から引かれてしまうこともあります。
大人のメンズファッションとしてアウトドアスタイルを取り込むのであれば何かワンポイントで柄モノを活用した方がオシャレに見えますのでぜひ着こなしのポイントとして覚えておくと良いでしょう。
アウトドアファッションのコーデ
奥さまからもお子さまからもカッコいいといわれるたいものです。ここでいくつかアウトドアファッションのコーデを紹介しますので参考にしてみて下さい。
テーラードタイプのダウンジャケットを活用する
このタイプのジャケットはアウトドア感と上品さを兼ねています。春や秋の少し寒い日にはインナーに無地の白Tシャツを着て、ボトムには濃いめのストレートかスリムタイプのジーンズを履けばシンプルにアウトドアファッションのコーデが決まり、周りからもオシャレに見られるでしょう。
濃厚色のデニムっぽい素材のクライミングパンツ
通常のクライミングパンツだといかにも登山を連想させますが、生地が違うとトップスにカットソーを着てもジャケットを着てもオシャレパンツに見えます。一本持っておくと色々なトップスに合わせやすいので重宝します。
コーデュロイ生地のクライミングパンツ
先ほど紹介をさせていただいたジーンズ生地とは違ってコーデュロイ生地はよりポップな雰囲気がありますので、トップスにはカーディガンを組み合わせると控えめな感じの大人ファッションになります。
そして小物を活用したアウトドアファッションのコーデとしては、Tシャツにチノパンやクロップドパンツのスリムタイプのパンツを合わせて、スポーツサンダルを合わせるだけで夏場はアウトドアの雰囲気を出すことができます。
大人の男性なら落ち着きのあるアウターを選ぼう
子供の頃はアウトドアファッションのアウターなんていうことは気にしなくてもよく色が派手めだったりポケットやチャックがたくさん付いているアウターを着ていても問題ないのですが、大人になるとある程度の落ち着き感が大切になります。
ちょうど良い私服と言う意味でも大人のアウトドアファッションのアウターや全体のコーディネートに何を選ぶかが大切になってきます。
すぐに購入するのではなく、既にお持ちのトップスやボトム、シューズや小物がお使いいただけるかも知れませんので参考にしていただければと思います。
アウターは暖かいダウン系またはマウンテンパーカー
ダウンジャケットは、最近の大人のメンズファッションの中でも流行っているダウンベストになりますが、これらのアイテムは中に羽毛が入っていることから軽量感があり機能的なので手軽に防寒をすることができます。
例えインナーやボトムがスタイリッシュ系だとしてもダウン系のアイテムを着れば一気にアウトドア感を醸し出すことができます。
ただ本格的なゴアゴアした物は私服で着る分には不向きなので控える様にしましょう。
またマウンテンパーカーもダウン系のアイテムと同じく大人アウトドアファッションのアウターだと言えるでしょう。
確かに色もシンプルで、デザイン性も薄いかも知れませんがこのシンプルさがジーンズやチノパンとの組み合わせにもマッチをして飽きさせない一着となるのです。
機能的な部分で言っても防水性や防寒性に優れていますので、ダウン系では暑い春や秋には私服として活用をしても全く遜色がありません。
流行が気になって毎年外れた物を買っていないか心配になったり、何か定番のアイテムを探していると言う方は大人のアウトドアファッションのアウターとしてダウンジャケットやマウンテンパーカーを活用すると良いでしょう。
その他のアウトドアアイテム
アウターと合わせるのに悩んだり迷ったりしないためにも、ぜひその他のアウトドアアイテムがどの様な物になるのか知っておきましょう。
細身のクライミングパンツ
このパンツはアウトドアボトムスの代表格になりますが、上手く活用をすれば街中ファッションとしても恥ずかしくないコーディネートができます。
元々このパンツは登山をするクライマーのために開発された商品になるのですが、特徴としては股下にあるマチやウエストベルトが特徴となります。
最近は細身のパンツやシルエットが流行っていますのでアウトドアアイテムとしてはかなり活用頻度が高い物となります。
ニットキャップ
元々ニットキャップは持ち運びが便利で更に防寒性が高いのでアウトドアでも街中ファッションにおいても良いアイテムだと言えます。
かっこよく大人ファッションをキメたいのであればキャップは卒業をて浅めのシルエットのニットキャップを活用するとグッと大人度がアップします。
トレッキングブーツ
元々は山道を登るために作られたブーツになりますが、このタフな作りは足元のアクセントとしてとても効果的になります。
トレッキングブーツにはハイカット、ミッドカット、ローカットがありますので好みのパンツのシルエットに合った方をお選びいただければと思います。
私服でもアウトドアファッションは充分使えます
大人の男性になるとそれなりに落ち着いたファッションセンスを求められますが、アウトドアファッションと言うと実際に登山や釣りをする人じゃないと着てはいけなかったり、似合わないのではないかと思いがちなのですが、実はそのアウトドアファッションと私服とのコラボレーションで人男性の落ち着いたコーディネートを作り出すことができるのです。
今までのファッションスタイルを一掃してそろそろ大人っぽい雰囲気に変えたいと思っている方には他のジャンルを検討して失敗をしてしまうよりもアウトドアファッションを活用した方が楽かもしれません。ただ気を付けるポイントを抑えて年相応のファッションをすることをおすすめします。
アウトドアファッションは雑誌やインターネットでもコーディネート写真も多く掲載されています。特にダウンジャケットやウィンドブレーカーに代表されるように歴史や前例もありますので安心して使用することができます。
本格的なアウトドアショップで購入されるのも良いですが、最近では量販店やセレクトショップでもアウトドアファッションをモチーフとしたアイテムが販売されていますので挑戦してみると良いでしょう。