若い時にはいくらでも好きなファッションを楽しんでいたとしても太ってしまってファッションが楽しめなくなった人も多いはず。年を取ると昔の写真が嘘の様にだんだんとお肉が付いて来てしまって体型が太くなってしまいがちです。
その原因は代謝活動が悪くなることや学生の時に比べて運動不足になってしまうことが挙げられます。また食事も不規則になることから体重が増えやすい環境や年代になってしまいがちとも言えるでしょう。
気がついたらウエストが数センチ太くなってしまったと言う人も決して珍しくないと思いますが、男性としてはどんな体型になったとしてもいつまでもオシャレでいたいと思うものです。
たとえ中年太りになってしまったとしても洋服のシルエットや色味、柄に注意をすればお腹周りも目立たずにファッションを楽しむことができます。
太った男性がいかにファッションを楽しめるかの着こなし方やどの様なファッションが似合うのかを紹介させていただきます。
太ってしまった男性のファッションの悩み
デブのファッションの悩みとしては格好の良いオシャレな洋服を着たいが、年相応の体型なので似合わないと思い込んでいる人も意外と多く、諦めてしまっている人もいます。
また若者が着ている洋服を着たいと思って若者向けの洋服を着たところ、思っていたほど似合わないと言うこともファッションの悩みとなっています。
そのままズルズルしてしまい、どの様な洋服を着たら良いかが分からなくなってしまうのです。
特に中年太りの人はお腹だけがぽっこり出てしまい、その他の部位は細いままだと言うこともあり、不均一なファッションスタイルになってしまうのです。
ファッションの悩みを解決するにはダイエットをしてスリムになれれば一番良いのですが、中々直ぐには結果が出ないので、太った体型のままでも大人っぽくて格好が良いファッションを楽しむことはできないかと思うものです。
しかし本当のファッションの見つけ方を知っておかないといつまでも待ってもダサいままのファッションセンスになってしまいます。
そこで太った男性のファッションの悩みを解決すべく太った体型にも合うファッションの見つけ方をぜひマスターしていただきたいと思います。
ぽっちゃりや太った男性に似合うファッションの見つけ方
まず基本的なことになりますが、太った中年男性に似合うファッションの見つけ方で大前提になるのがサイズ感になります。
よく太った男性に見受けられるファッションなのですが、もしも体全体が大きいのであれば全体のシルエット自体が大きな物を選べば良いのですが、しかし太った男性が全てにこのパターンが当てはまるかと言うとそう言う訳でもありません。
いくら太ったからと言って体全体を覆ってしまうとぱっと見がだらし無く見えてしまうので、男としての落ち着き感がなくなってしまうのです。
『そんなことを言っても太っている』と言う気持ちは分かりますが、この問題の解決策と致しましてはウエストが苦しくならない程度でジャストサイズの洋服を選ぶことが大切になります。
足首や腕、首などの見せられる体の部位が必ずあると思いますのでなるべく肌を露出できる部分は見せてください。
色味としては白に代表される薄めの色味は膨張色となりますのでなるべく避ける様に。逆に濃い色味が収縮色になるのでお腹などの引き締めたい部分に取り入れると目立たなくなるので効果的と言えるでしょう。
案外身近な所にヒントが転がっていますので、まずはご自宅にある洋服でコーディネートを試してみるのもいいでしょう。
細い部分を見せて色や柄で目立たなくしよう
着こなし方を修得することは、新しく洋服を新調しないといけないわけではありません。すでに持っている洋服でも試すことができます。
太った男性の着こなし方のコツとしてどの様なことに気をつければ良いかと言うと太っていない部分の肌を露出すること。
細い部分を見せることで人の視覚的心理を突くことができますので太った部分をカバーする様に体全体が細く見えるのです。パンツをロールアップしたりシャツの袖をまくったりすると効果的と言えます。
また色や柄の選び方も大きな要素となります。
普段、洋服を購入される時に色の効果を考えながら選択をされていますでしょうか?
実は色の種類の中には膨張色があり、同じ大きさでも色の違いによって大小が異なって見える場合があるのです。太った男性の着こなし方のコツとしてこれらの色味を使ってスリムに見せることができるのです。
具体的には拡張色としては白やパステルカラーに例えられるぼんやりした色味となります。
細身に見える収縮色と致しましては黒や紺に例えられる濃いめの色になります。
小太りに悩む太めの男性なら上半身に収縮色のシャツや上着を着用することでお腹周りが引き締まって見える様になるのです。
スーツを選ぶ場合には、ワイシャツは拡張色となる白色にしないとクリーンなイメージがなくなってしまいますので仕方がありませんが、スーツを紺や黒にすることで収縮色となるので全体がしまって見えます。
またボタンを閉めると更に引き締め効果が高くなります。
私服についてはスーツの様に全体的に収縮色を活用すると確かに引き締め効果はありますが、見た目が野暮ったくなってしまいますので特に引き締めて見せたい部位に対して収縮色を活用すると良いでしょう。
そして柄についてですが、一番気を付けないといけないことはボーダー柄は太っている部分を更に横に広く見せてしまうことです。
普段から着慣れている方もいるかもしれませんが、太った体型をスリムに見せたいと言う願いがあるのでしたらボーダー柄をやめてストライプ柄にすることで逆に中年太りが目立たなくなってスッキリして見せることができます。
中年太りや食べ過ぎて太った男性が気をつけること
もし中年太りになってしまった場合には、サイズ感、着こなし、色や柄をまずは考え直してみましょう。ただ気を付けたとしても姿勢が猫背になってしまうと老け込んで見えてしまいますのでファッションセンスの取り組み以外にもたたずまいにも気を付けるようにしなければなりません。
私服を着る場合にカッコよくわざとシャツのボタンを開けて着こなそうとしている方もいますが、太っている人にはこの着こなしは開放感はあるのですが、横に広がって見えます。
スリムに見せたい場合には良い効果が得られませんのでボタンは閉める様にしましょう。
特に夏場にはTシャツを着ることが多いと思いますが、イラストが入ったTシャツだとどうしても人の目線が上半身のイラストの部分に着目されがちです。
自然と太ったお腹にも目線がいくので、たとえ収縮色がベースとなっているイラスト入りのシャツをしていたとしてもお腹の周りが目立ってしまいますよ。なるべくイラストは胸部のワンポイント程度にしておきましょう。
全体的に野暮ったくならない程度に落ち着いた色を使い、サイズは大きすぎずに隠したい部分には収縮色を使うことを念頭に入れておけばそんなにハズすことはないはずです。