老若男女問わず必ず一枚は持っているポロシャツですが、上手く着こなせているでしょうか?
当たり前のように着ているポロシャツですが、オシャレに着こなす方法をもあります。
ポロシャツは春夏に万能なファッションアイテムとなりますのでとても便利なのですが、しかしその反面では着こなし方を間違えてしまうと年齢よりも老けて見えてしまったりダサく見えてしまいますので対異性に対しても残念な結果になってしまう場合もあります。
特に最近ポロシャツを着ていない人、実はポロシャツのことがよく分かっていない人、好きだけど着こなし方がイマイチな人、旬な情報を知っておきたい人はポロシャツについて紹介していますので参考にしていただければと思います。
ポロシャツの歴史
ポロシャツの 歴史についてご存知ありますでしょうか?
もしご存知ないと言う方はポロシャツの歴史を知ることで今以上に理解が深まりポロシャツに対する愛着も出てきますので、しっかりと抑えておきましょう。
ポロシャツの歴史の原点はイギリスの伝統競技であった『ポロ』の競技を行う人たちが着用するユニフォームだったのです。しかしポロシャツの歴史を辿って行くと、今のポロシャツの形が普及したのは他のスポーツがきっかけとなりました。
それはテニスです。
当時の有名テニスプレーヤーであった『ルネ・ラコステ選手』であったのです。
ルネ・ラコステ選手は従来のテニスユニフォームであるブロード性の長袖に対して、テニスを行うに当たって動きにくかったり吸汗性が悪いことから満足しておらずに改善提案を行ったそうです。
そんな時にポロ競技のユニフォームであった当時のポロシャツを参考に今のスタイルのポロシャツを開発したのでした。
これがポロシャツの歴史の中でも大きな改革を経て、あっという間にまずはテニス界で大ヒットをしました。またその後にラコステ選手の妻となる女性ゴルファーが着用したことでゴルフ選手の間でもヒットしたのです。
こうして誕生したのが世界初のポロシャツメーカーとなる『ラコステ』となったのでした。
どうしてラコステのマークがワニなのかと言うと、ラコステ選手のテニススタイルがワニのようで『ザ・アリゲーター』と呼ばれていたからだと言われています。
ここまで詳しいポロシャツの歴史が分かれば皆さまに自慢できること間違いないでしょう。
ポロシャツの素材
一見同じに見えるポロシャツの素材ですが、実はいくつかのタイプがあり、色味だけではなくポロシャツの素材についてもそれぞれに特徴があるのです。
ポロシャツの素材は最終的に着心地に関係してきますので、下記にご説明をさせていただきますので購入した後に着心地が悪く後悔をしない為にもぜひポロシャツの素材選びも覚えておいていただければと思います。
鹿の子織り
このタイプは、主にカットソーで活用されている平編みの変化組織と言われており、特徴しては表面にデコボコがありますので風通しが良い所にあります。また比較的カジュアルな印象があります。
パイル地
お聞きになったことがあるかも知れませんが、パイル地はポリエステル混になりまして、肌触りがとても良いことが特徴となります。
特に夏場に関しては着用をすることで見た目も涼しさを感じさせます。
ニット素材
お馴染みの素材にはなりますが、どちらかと言うとカジュアルさよりもドレッシーな雰囲気を味わいたい方にはお勧めになります。
大人の感じを表したい場合には最適のポロシャツとなるでしょう。
ポロシャツの色使い
色々な素材があるポロシャツですが、着心地も大切ですがポロシャツの色使いを覚えておくとボトムの合わせ方も含めてコーディネートがしやすいので参考にしていただければと思います。
ポロシャツの色使いと致しましてはブラック、ホワイト、ネイビーに代表されるスタンダードな物を始めとして春や夏にマッチした鮮やかな色合いもあります。
ではポロシャツの色使いについてそれぞれの特徴を見て行きたいと思います。
ホワイト
ポロシャツの色使いの中でも一番定番となります。またホワイトはどの様なアイテムとも相性が良く、ジーンズやチノパン、短パン、カーゴパンツなどにもマッチします。
ダークトーン
具体例と致しましてはブラックやネイビーなどになります。またコーディネートをするパンツによっては全体的な雰囲気をカジュアルにもドレッシーにも変化させることができます。
ブライトカラー
まさに春夏にはベストマッチと言っても良いポロシャツの色使いになります。
特にブルーやグリーンなどの寒色系の物であれば涼しさを前面に出すことができますので周りから見ても暑苦しさがなくなります。
ポロシャツのデザイン
シンプルに着こなしができますのでとても便利な反面でボトムとミスマッチなポロシャツのデザインを採用してしまうと、一日中トーンダウンしてしまいます。
ここで改めてポロシャツのデザインについてどの様な物があるのかをきちんと理解していただければと思います。
無地
これはビジネス、プライベートを問わずに活用できるタイプになります。
特に今シーズンは白パンツや薄地のデニムが注目されますので、白ポロシャツで全体のシルエットを爽やからワントーンで仕上げてみるのも良いでしょう。
ワンポイントのタイプ
よく左手胸の部分にロゴマークが入っている物ですが、特にプライベートやスポーツにおいて汎用性があります。
因みに有名なブランドと致しましてはラコステやフレッドペリーとなっておりますので1枚は持っておくと良いでしょう。
総柄プリント
総柄と聞くとシンプルな物と比べて抵抗感を高く持つ方が多いと思います。
しかし考え方によっては施された格好の良いデザインが描かれていたりボディ全体にイラストやロゴが描かれている物もありますので、個性的でポップなポロシャツのデザインをお好みの方には良いでしょう。
上手な着こなし方
基本的にポロシャツはシンプルなファッションアイテムであるからこそ上手な人着こなし方をしているかどうかでその人のセンスが問われますので、どの様なパンツを合わせるかと言うことが直結してくるのです。
特に今年は白パンツが注目されるボトムの1つとなりますのでどの様に着こなせるかがオシャレのポイントにもなりますので、いくつかのパターンをご紹介致します。
白パンツを活用した最初の上手な着こなし方としてはポロシャツは少し目立ちめにボーダー柄にします。
そして足元にはブルーのスニーカーを活用してマリンスタイルを構築します。
このファッションのポイントはトップスはボーダーのポロシャツを活用することで爽やかなイメージを持たせますが、更にシンプルで清潔感がある白の短パンを着用することで全体的に夏色を演出させます。
次にご紹介をするポロシャツの上手な着こなし方は濃いめのブルーのポロシャツに膝丈の白短パンのコーディネートです。
青と白は対象色ではありませんが、薄い色のポロシャツだと若干マリン系やストリート系のイメージを連想させますが、濃い青と白はハッキリとコントラストが分かれますので周りから見てもオシャレで上品な装いに見える上手な着こなし方だと言えるでしょう。
そして最後にご紹介をする上手な着こなし方ですが、同系にはなりますが、白のポロシャツと白のパンツになります。
このスタイルは主に40代以上の落ち着いた年代の方達にお勧めになるのですが、つい落ち着いた色味と言うとダーク系を連想させますが、ただその分さわやかさがなくなってしまいますので、白の同系を使うことで安堵感と爽快感をミックスさせることができます。
またこのスタイルの場合には靴を黒のローファーにするなど、白の対象色を活用することで全体的に引き締まる様になります。
以上、ポロシャツを上手に着こなすためのコーディネートをご紹介させていただきましたが、快適にポロシャツを着用いただける参考にしていただければと思います。
まとめ
今の時代ポロシャツはどこの量販店でも求め易くなっているのですが、その分全体的なコーディネートを考えずに、安価な分つい衝動買いをしてしまいがちなファッションアイテムでもあります。
効率良いお買い物をしてオシャレに全身をキメていただくためにもポロシャツの素材感や形、そしてお勧めのボトムを知っておくことがファッションセンスを向上させることにもつながります。
特にこれから暑い夏がやってきますので、3~4パターンのポロシャツ活用術を持っておくと良いでしょう。ポロシャツをいくつも持っているなら新しいジャンルとしてサマーニットもおすすめ。サマーニットは夏のメンズファッションにお勧めのアイテムで紹介していますのでよろしければご確認ください。