季節は冬。お兄様にとって、もっとも厳しい季節です。
最近の冬は厳冬傾向にあり、厚手のアウターを手放せません。3月・4月までずっと寒くない?!と思うそんなお兄様も多いはず。
冬が深まってきた所でアウターが大活躍してるかと思いますが、40代ならどんなアウターを着ればダサくならないのか?2枚目に買うべきアウターは?など、今から使えるアウター選びを紹介してきます。
アウターを変えれば雰囲気はガラリと変わるため、嫁も子供も、上司も部下も友人もあなたを見る目が変わるでしょう。
お兄様方がそれだけお年を召された事でもありますが…寒いからといって着ぶくれして「機能性重視!」っていう方もいらっしゃいますよね。
モコモコで太ったように見えるその姿、ちょっといただけません。冬でもなるべくスタイリッシュに、それでいて「無難なスタイル」に。お兄様方が目指す冬スタイルはそこにあります!
スポーティー過ぎる&目立つアウターはダメ
40代ともなれば、少しぐらいは落ち着きを感じるファッションが欲しい所ですよね。そこで、カジュアルさが全面に出るアウターは40代男性にとって致命的にイタいアウターです。
例えばスポーツ選手が体暖めるためのダウンコートです。膝までコートの裾があるダウンは暖かいですし、機能面は100点満点ですよね。しかし、おしゃれさは全くありません。体の大部分を占めるスポーティーダウンコートが目立ってしまい、街には馴染めないので避けるべきコートでしょう。
また、毛皮のコートやヒョウ柄、ド派手な色のアウターもダメです。アウターが目立ち過ぎてしまい、あまり隣に並んで欲しくない男性になってしまいます。また、若いうちはアウトローファッションもできるかもしれませんが、トラなどが刺繍してあるスカジャンなど非日常的なアウターも避けた方が良いです。
こういった奇抜なアウターや目立つアウターはおしゃれさを感じるかもしれませんが、アウターで目立ってしまうと変な人、目立ちたがり屋など思われてしまいます。そのため、アウターは控えめにしてセンスが良いのが目立つようにしましょう。
40代男性のセンスが良いアウター選び
センスが良いと思われるファッションは、服を着こなしている事です。服を着こなすためには、服が奇抜や独創的で目立つのではなくて風景に馴染む服であったり、無理してないファッションという事です。
そのためのアウターは、茶色や黒、グレーなどの落ち着いた色である事、40代相当の大人らしさを感じる事です。
ダウンジャケットは手放せない!けど…?
ダウンジャケットって暖かい!最高の防寒着ですよね。40代男性に馴染みやすくて暖かい優秀アイテムがダウンです。黒、焦げ茶色、ネイビーなどの濃いめの色をチョイスすると組み合わせが楽です。
でも多用していると、やっぱり「無難なスタイル」というより「おじさんの楽チンコーデ」になってしまいがち。一歩間違えるとスポーツ選手が羽織るカジュアル過ぎるアイテムになってしまいます。
それだけ世の中にダウンジャケットを着るオジサマ方が増えたということでもあります。
そこで、ダウンジャケットを選ぶならばダウンがボリューミーになり過ぎないものを選びます。ボリュームがあり過ぎるとストリート系ファッションのようにダボッとしたダウンファッションになってしまい、40代には向いていません。
また、できるなら襟が付いていて、首元まで暖かい物を選びます。襟が付いていると、立て襟でワイシャツのようにダウンが着こなせるので大人っぽさを感じるからです。
フード付きでもなしでも、スマートに着こなすためにダウンはボリューミー過ぎない事と、襟付きをできれば選ぶようにしましょう。
チェスターコート
チェスターコートは、ジャケットのように襟が胸元に付いてるコートです。きれいめに見えるコートで、ハイネックニットやカットソーなど合わせる服を選ばないコートであり、40代にお勧めです。知的な着こなしができます。
チェスターコート選びは特に気を付ける点がなく、売ってるコートはどれも落ち着いた色です。どれを選んでも40代が着こなせます。茶系、黒、ネイビー、グレーなど、好きな色を選びましょう。
Pコート
知的で優しそうな印象になるコートです。こちらも40代男性にお勧めで、きれいめになります。Pコートは学生が制服の上に着るコートとしても活躍するので、子供っぽい印象になってしまうかもしれません。そのため、Pコートを選ぶなら腰までの丈でコンパクトに見えるものを選びましょう。
色は茶系、黒、グレー、ネイビーなど落ち着いた色が多く、どれを選んでも良しです。
選ぶなら、試着し、インナとトップスを着た状態で選ぶのが◎ちょっと値段は張りますが、スタイリッシュに見えるアウターも沢山あります。
毎年買い替えるものでもないので、値段が良く、機能が良い物を選べば一生モノのアウターになります。
他にもアウター選びが重要になり、機能性重視で「見た目」は二の次になりがち。レザージャケットやミリタリージャケット類はシルエットは素敵なものを選ぶのがポイント。
最近流行のMA-1はドンズバアメカジスタイルで着こなすのが、40代お兄様の粋スタイル!
選ばない方が良いアウター
40代男性にお勧めの冬のアウターを紹介した所で、次に選ばない方が良いアウターも紹介します。
まずはパイロットジャケットやモッズコートなど、カジュアルさが強いアウターです。ダウンジャケットと形は似ていますが、ダウンよりもカジュアルなので40代男性にはあまり向いていません。絶対に着ちゃダメと言う訳ではありませんが、着るとカジュアルになるのでおしゃれに着こなすのが難しいアイテムです。
次にトレンチコートです。Pコートと形が似ていますが、襟がPコートよりも目立っています。そして、Pコートよりも丈が長いので映画俳優に見えてしまったり、キザな男性に見えてしまいます。大人っぽいフレンチコートですが、大人らしさが強くなってバランスが取りにくいのでお勧めできません。
以上が40代男性にお勧めの冬のアウターと、あまりお勧めしないアウターです。知的に見える、落ち着いて見えるなどが40代男性にピッタリで、カジュアル過ぎる、大人になり過ぎるのはあまり向いていません。
40代にお勧めアウターをカッコよく着こなすためのファッション
40代向けのアウター選びが終ったら、次に必要なのがどんな服をアウターと合わせるかですよね。服が若すぎる、ダサい、おじさん臭いなど評価が低いと、どんなに良いアウターを選んでも意味がありません。前章で書いたお勧めアウターは、ダウンコートでもチェスターコートでもPコートでも、以下のような服を合わせればセンス良く見えます。
ハイネック系
ハイネックカットソーでもハイネックニットでも、ハイネックアイテムは大人っぽく着こなせるトップスです。どんなアウターでも合わせやすく、お勧めは白です。白のハイネックを選べば、茶色や黒、ネイビーなどの濃いめのアウターの色と対称色になってきれいにコーデがまとまります。
ニット系
丸襟ニットや首元がV字になってるニット、ニットカーディガンなどは暖かくて冬に必ず必要なアイテムです。薄手のニットや厚手のニットなどに関わらず、冬のアウターと合わせやすいのでお勧めです。
ニットはその下にワイシャツやネルシャツ、チェック柄シャツなどを着て、重ね着でセンス良く見せましょう。
色は白やネイビーなどの落ち着いた色から、薄紫や濃いグリーン、キャメル色などある程度はカラフルな色を選ぶとファッションを楽しめます。また、暗いイメージになりません。
また、明るい赤やショッキングピンクなど、カラフル過ぎるニットを選ばなければ問題ありません。
これらのトップスに合わせるのがチノパンです。これならスタンダードで着こなしやすいです。また、濃い色のブルージーンズやジョガーパンツ、スラックスなどもお勧めです。黒や茶色などの落ち着いた色のパンツを選べば40代に着こなしやすいでしょう。
そして、靴はきれいめのスニーカーや革靴、ドライビングシューズなどが合わせやすいですよ。
ボトムス選びってとっても重要
春~冬のどんなシーズンでも使いまわせるボトムスを揃えているお兄様方。
デニムやチノパン類は揃っているはずです。
ですが冬!となると、やっぱり底冷えが気になるところ。
ヒートテック系のタイツを履くのもいいですが、冬はコーデュロイ素材やウール素材のスラックスパンツをコーデにプラスするのはどうでしょう?見た目・機能性にも暖かいこれらのパンツは、合わせるだけで季節感も◎現在は最先端の技術で作られた、ヒートテック系のボトムスも様々なブランド・ショップから発売されています。
これらはやっぱり暖かい!そして機能的!そんなイイとこ取りのボトムスを選ぶのもアリですね。
シューズは何を履けばいいだろう?
お兄様方の冬の相棒は、やっぱりレザーブーツ!有名ブランドのお高いブーツを持っている方も多いはず。
現在ではお手頃な値段でレザーブーツが手に入る時代でもあるので、持っていない方は一足持っていて損はありません。
チャコールやベージュ、ブラウン系の「ベーシック」カラーのレースアップタイプを選べば間違いはありません。
変わってスニーカーはこの季節、ちょっと控えておきたいところ。
まとめ
アウターを中心に、40代男性が着こなしやすいアイテムを見てきました。おしゃれは派手でなく、センス良く見える事です。目立つのではなく、サラッとファッションを着こなしているのが、かっこいい40代ですよ。そのために必要なのが、落ち着いて見えるアイテムです。
落ち着いて見えるファッションは着る人を選びません。また、落ち着いて見えれば知的に見えますし、優しそうな、安定感があるなど好印象に見えます。
どんなアウターを選べば良いか迷ったら、迷わずダウンジャケット、チェスターコート、Pコートを選べば2枚目のアウターでも成功しやすいですよ。