ビジカジと言う言葉をご存知ありますでしょうか。
ビジカジとは早くは欧米ではすでに取り入れられておりましたが、日本では比較的最近の地球温暖化に伴うクールビズを取り入れたことによって流行りだしたファッションスタイルとなり、ビジネスカジュアルの略語となります。
ひと昔前のメンズビジネスファッションと言うと、お決まりのように上下紺色や、黒色のスーツに白いワイシャツ、ネクタイ着用というスタイルがいわばサラリーマンの制服とも言えるビジネスシーンにおけるファッションとなっておりましたが、今の時代それでは『昔の人や古い人』と言うレッテルを貼られてしまいます。
『今日は会社に行く時には何を着て行こうか?』と悩むのは今の時代は女性だけではありません。
日本のビジネスマンは、上下ともにキッチリとしたスーツスタイルが良きビジネスマナーとされていましたが現在はクラシックなスタイルにカジュアルの要素が含まれていますのでビジネスの場だとは言え色々とファッションを楽しむことができるのです。
ワンパターンではなく、いくつかのパターンを持っておくことで毎日着て行く洋服に時間をかけずに済みますし、周りの異性からもオシャレに思われます。特に最近ではビジネスカジュアルを略して『ビジカジ』と言われるほど、ひと昔では週末に着ていたような服装をオフィスファッションにも取り入れておりますので、良い意味で言えばビジネスファッションの選択肢が広がったのではないかと思います。
こちらの記事は、シューズ、シャツ、ジャケット、パンツ等の各部位についての紹介となります。
ではどのようなビジネスカジュアルが良いかと言うお勧めを幾つかご紹介させていただきますので興味のある方はご参考にしてみて下さい。
ビジネスカジュアル(ビジカジ)ついて基本から学びたい方は、ビジネスカジュアルって何??ビジカジを取り入れるときの注意点が参考になりますのでこちらを確認して頂ければ幸いです。
ビジネスカジュアル(ビジカジ)のアイテム選定
具体的にどのような選定が望ましいのかと言うことについてこちらから記載させていただきますので是非ご参考にしていただければと思います。
ビジネスカジュアル専門の通販サイトもありますのでコーデ集で確認したい方は、こちらのリンク先をご確認ください。
ビジネスカジュアル専門店ということもあり、オシャレなファッションが多数揃っています。
オシャレで清潔感のあるファッションは女性からの評価も高いので、取り入れていきたいところ。仕事の能力や動き以外に着こなしを重要視している方はとても魅力的に感じるものです。
仕事でもプライベートでも使える大人の男性向けのビジカジファッションを探しているなら参考にしてみてください。
ビジカジ・シャツ
ビジカジ・シャツと聞いて自分にはどのようなシャツが似合うかがピンとくる人は普段から自分にはどのようなファッションが似合っているかと言うことを考えている人になります。
それはビジカジ・シャツを選ぶにあたっては以前はスーツスタイルだった方については白いワイシャツにネクタイと言う強いインパクトがありましたので特にシャツに執着をしていなかったかも知れません。
ワイシャツこそ以前と比べて革新的に変わったと言っても良いでしょう。以前は白色一色が基本となり、ちょっと頑張って青色のワイシャツを着て行くと『今日は何だかカジュアルだなぁ』と言われたものです。
そんなこともあり、ビジカジシャツと呼ばれるシャツは、固すぎず、そして緩すぎないデザインやスタイルのシャツが豊富にラインアップされています。
しかしビジカジになったことでノータイと言うキーワードがついて回りますので仮に真っ白のシャツでもビジカジ・シャツとしてはおかしくはありませんが、せっかくビジカジ・シャツを楽しむのであれば真っ白の中でも例えばボタンの色が青や黒だったり、意図の色が違っていたりするだけでも周りから見た印象が全然違ってきます。
ビジカジシャツの色使いの基本といたしましては白色が基調となりますが、その上にチェック柄やストライプが入った物が多いです。
またこれらの中でも孔子が大きいものや線の太さが違うものがそれぞれありますので、お店に行った時にジャケットよりもビジカジシャツを選ぶ時間の方が長くなってしまったりもします。
ビジカジシャツを選ぶ時に注目したいのがシルエット
デザインだけでビジカジシャツをして購入してしまうと家に帰った後でよくパッケージを見ると【標準スタイル】とか【スリムスタイル】などの記載があることがあります。
標準を購入すると胴廻りやお腹の部分に余裕があって着やすいと言うメリットがありますが、しかし昨今のビジネスファッションスタイル全体において、細身のスタイルが流行っていますので同じデザインのビジカジシャツを着るにしてもスリムスタイルを着ることで体全体のシルエットがカッコよく見えます。
ぜひワンポイントとして覚えておいていただければと思います。
過去に白シャツ以外に着たことがないと言う方につきましてはこのような微妙な変化から様子を見ていくと良いでしょう。
ビジカジ・ジャケット
ビジカジ・ジャケットと聞いて今まではずっと背広しか着て来なかったと言う方々にはジャケット選びには相当苦労をすると思います。
何故ならジャケットと言えば仕事着ではなくで私服というイメージがあり、ビジネスではジャケットを着るなどと言う想像すらしてこなかったからです。
今は電車に乗っていると色々なファッションをしているサラリーマンがいます。そんな中でも1番最初に目に止まるのがジャケットになります。そしてジャケットの色使いといたしましてはスーツのような単色系もありますが、せっかくジャケットを着るのであれば楽しまないといけません。
ビジカジ・ジャケットと聞いて今までの背広スタイルとなり遜色のないところから始めようとするならばシングルタイプの黒や紺が良いと思います。
ちなみにビジカジ・ジャケットのスタイルとしてバブル期の時のように自分の体格よりもひと回り上のサイズだったりダブルのボタンのものは流行りませんのでビジカジ・ジャケットを選ぶ時には気をつけるようにいたしましょう。
色使いについても対人において上半身と言うのは人の目線が付きやすい部分になりますのでまだビジカジ・ジャケット初心者については抑え目の色使いがオススメです。
またいくら色は抑え目だとしてもジャケットのポケットにチーフを入れるだけでも映画スターのように相当オシャレに見えますのでいつかそんなデビューをしてみるのもビジカジ・ジャケットを楽しむチャンスかも知れません。
以前大流行した紺ブレのようにボタンの色だけをを変えた物や、チェック柄やストライプ柄のデザインや、色は単色でも記事がウールになっただけでも小洒落た感じが演出できますので、特に異性からのウケは良くなるでしょう。
あくまでもビジネスカジュアルですのであまり奇抜な色のジャケットは不向きですが、でも少し遊び心を入れた方がテンションもアップして良いでしょう。最近ではスーツ量販店に行ってもビジネスカジュアル向けに色々な種類のジャケットが吊るしてありますので興味のある方は一度見てみると良いでしょう、
ビジカジ・パンツ
ビジカジ・パンツのルーツを辿ると日本にクールビズが流行りだした時から。それまではサラリーマンのプライベート着として定着をしていたチノパンがだんだんと浸透するようになって、シャツやジャケットの浸透もあったために更にビジカジ・パンツとしてチノパンが受け入れられ易くなって来ました。
また多くのサラリーマンを悩ませていたのがスーツと言うのはキリッと見える反面で例えばスラックスを汚してしまったりタバコで焦がしてしまったりすると直すのにお金がかかってしまいますので上下で着れなくなってしまうと言うことがありました。
しかしビジカジが世の中に浸透してからと言うものはビジカジ・パンツと言えばチノパンと言うイメージになりましたのでもしチノパンを汚したりタバコで焦がしてもう履けなくなったとしても今の時代は洋服の量販店に行けば2000円~4000円の間で購入することができます。
皆さまもチノパンは1本くらいは持っているかと思います。以前は上着を紺ブレにした時のパンツの選び方としてはカーキやクリーム色のチノパンが定番となっていました。
更にビジカジが流行った時にはチノパンと言えば色はベージュが定番でしたが、今は一昔前とは違いましてコーディネートするシャツやジャケット、靴との組み合わせを重要視してビジカジ・パンツの色を合わせるようにしていますので、組み合わせによっては逆にベージュでは可笑しくなってしまう場合がありますので苦労、紺、茶色、緑、白などいろいろなカラーバリエーションを選択できるようにもなっているのです。
選ぶ時に気をつけないといけないこと
ジャケットやシャツを選ぶ時にも共通していることなのですが、ワンサイズ上の パンツを履いてダボダボしてしまうのは今の時代は格好悪く見えますので自分の体型とジャストフィットまたはビジカジ・パンツで言えば丈はスーツの時に合わせていた長さよりも少し短い方が時代にマッチしていると言えるでしょう。
ビジネスカジュアルをするに当たってパンツの選び方はとても楽しめるものでもあるのです。
今までスーツしか着たことがなかった方たちにとってはちょっと違和感があるかも知れませんがパンツの選び方については昨今のビジネスカジュアルの傾向から言いますとシルエットは細めの方が良いでしょう。
これは先程シャツの部分でもお話をさせていただきました通り、全体的に細身のスタイルであるI(アイ)ラインを意識するためです。
しかし自分は足が太いとかお尻が大きいから細いパンツは入らないとか、入ったとしても動いているうちに生地が切れてしまわないかと言う心配があると思いますが、そこで最近駆使して作られたのがストレッチパンツです。
これは女性が履いているレギンスに似ていますが、遠目から見ると細くてキツそうなパンツだなぁと思いますが実は履いている本人からするとそんなことはなく、とても履き心地が良いのです。
もしビジネスカジュアルをしたいのだけれども、パンツをどうしようかと困っているのであれば、騙されたと思ってストレッチパンツを購入してみて下さい。とても履き心地がよくて癖になるはずです。またカラーのバリエーションも豊富なのでスタンダードな黒色や紺色もあればやや明るめの青色や白色もありますので皆さまが着たいと思うジャケットやワイシャツの色や柄に合わせて数本持っておくと便利でしょう。
パンツの組み合わせについては洋服量販店のマネキンを見ると参考になりますので数パターンの写真を確認しておくと良いでしょう。ビジカジのようなファッションは大人の魅力を醸し出すことが出来ます。大人の魅力溢れるおすすめファッションについての記事を作成していますのでこちらも参考にして頂ければ幸いです。
ビジカジ・シューズ
ではビジカジ・シューズについてのお話をさせていただきます。
どのようなファッションにせよ昔からオシャレは足元からと言うことわざがあります。いくら格好が良いジャケットやパンツを着ていても足元がダサかったら相手にゲンナリとされてしまいます。ですのでそういう意味からしてもビジカジ・シューズはとても大切なマストアイテムとなるのです。
特に営業マンにしてみれば毎日外回りをしなければなりません。
従来のビジカジがまだ流行になっていなかった時にはスーツに合わせたビジネスシューズしか似合いませんでしたので一般的には革靴で色は黒色や茶色が常識となっていました。
確かに革靴は価格が高い分高貴な印象があり、オシャレですし相手に不快感を与えることもありませんでしたが、しかし革靴の最大の弱点となるのが履き心地の悪さです。
長時間履いていると足が疲れますし群れてくるので帰宅したら開放感に解き放たれながらも足が臭いと言う経験があるかと思います。
ですが、ビジカジ・シューズにおいては素材は革でなくても洋服にさえ合っていれば良いので履き心地の良いビジカジ・シューズと言うのが究極のモデルになると思います。
通気性が良く、見た目もオシャレで決して重くなく、長時間履いていても疲れないものを見つければ皆さまの仕事の効率も上がることでしょう。
最近ではシューズショップに行けばビジカジ・シューズコーナーもありますので選びやすくなっています。
ニット
寒くなってくるとビジネスカジュアルも冬バージョンを考えないといけません。そんな時に一から見直すのではなくてニットのセーターを持っているととっても便利です。
企業では社内にいる時にはネクタイを着用しなくても良い会社も増えてきていますので、ビジカジシャツの上にニットを着ても首まわりがキツくないのです。また仮に営業の方でお客様のところに行く場合にもニットであれば失礼にあたらないので大丈夫です。
せっかくビジネスカジュアルでニットを着るのであれば、デザインにも少し拘りたいところです。
ただの無地のニットですと雰囲気が悪くなってしまいます。
ポイントしては左胸の所にロゴやマークが付いているものや襟元のラインが色付きだったりステッチになっているだけでもオシャレに見えます。
ニットの色は一般的には黒色や紺色が遜色がありませんが、パンツが白色だったりジャケットがトーンを抑えた単色の場合には明るめの青色などでもマッチします。
もしニットの活用に関してイメージが湧かないと言う場合には洋服の量販店やインターネットでも色々なビジネスカジュアルの全体像の見本がありますのでぜひチェックしてみて下さい。