おじさんと言うと一般的には40代に入ってからになるでしょうか。中にはもう妻子もいるし今さらオシャレをしてもモテる訳でもないし、と諦めてしまっている方もいらっしゃるかと思います。
しかし社会的に考えると40代と言うのは1番働き盛りの年代となりまして、会社の中でも中間管理職や役職について信用度が増す年代になります。またプライベートでも小学生や中学生のお子様を持つ年代になると思いますのでお子様から『うちのお父さんはダサい』とか『カッコいいお父さんでいて欲しい』と言われないように常日頃からオシャレファッションには気をつけておきたい物です。
もちろん40代だからと言って着てはいけない洋服はありませんし、ファッションに年齢は関係ありませんのでどのようなファッションがおじさんでもカッコよくキメることができるのか?そのコツやポイントについてお話をさせていただきたいと思います。
ぜひ我こそはと思う方は参考にしてみて下さい。
安っぽく見せない
40代は人格としても世の中から信頼される年代となりますので、いくらかっこいいおじさんファッションをしたいからと言って安っぽく見せないことが大切になります。
でも安っぽく見せないと言うのはどのようにすれば良いのかと言いますと70年代に流行った自分の背丈よりもワンサイズ大き目の洋服やカタチがちょっとくたびれてしまっている洋服どうしても安っぽく見えてしまいます。
せっかく安っぽく見せないために、良いファッションアイテムを選んだとしてもオシャレは足元からという通りに靴のかかとがすり減っていたり履き潰された感があるとファッション全体的に安っぽく見えてしまいます。
かっこいいおじさんファッションとして安っぽく見せないためには自分の体型にちょうど良い位のサイズを着て靴にも気を配るようにいたしましょう。
子供っぽく見せない
かっこいいおじさんファッションをするためには洋服を子供っぽく見せないと言うことも大切になります。
中には子供が着なくなった洋服が自分にピッタリのサイズだから着てみようとか、量販店で可愛らしいキャラクターの洋服があったので買ってみようと思う気持ちも分かりますし、確かにアットホームなお父さんと言うイメージは付きますが、ちょっと幼稚に見えてしまいます。
子供っぽく見せないためには子供っぽい洋服はパジャマや部屋着にするようにして、外出をする時にはなるべくキャラクター系の洋服は控えるようにしましょう。
その他にも子供っぽく見せないために気をつけた方が良いことがあります。それはヒップホップ系のファッションのように太いズボンを腰で履くようなファッションです。
確かに趣味の世界もありますので一概にいけないとは言えませんが、会社の集まりなどで私服を着ていく時にはできれば控えた方が良いでしょう。またキャラクター系の洋服ではなくてもラメ系が付いているものや極端に派手な色、蛍光色の洋服も子供っぽく見せないスタンスとは真逆になってしまいます。
大人っぽいイメージを出すためにもなるべく落ち着いたトーンの色味にしたり、柄物のシャツもあまり奇抜な物にしてしまいますと子供っぽく見えたり柄が悪く見えてしまって周りの人から敬遠されてしまう可能性がありますので控えるように致しましょう。
定番過ぎないようにすること
かっこいいおじさんのファッションをするには定番過ぎないようにすることもとても大切です。確かにどんなファッションでも流行に関係のない定番ファッションと言うのがあります。しかし毎回人と会う時に定番ファッションだけだと、『またこの人は何時もと同じファッションだ』とレッテルを貼られてしまいます。
おじさんファッションの定番過ぎないようにすることとは具体的にはおじさんファッションとして着られているベージュのチノパンやチェック柄のネルシャツ、カーディガン、冬であれば黒のダウンジャケットになります。
ジーパンは決しておじさんくさくはありませんが、しかし上に着る物が白無地のTシャツだけであったり、大きめのトレーナーなんかだとありきたりのファッションになってしまいます。
でもどうしても洋服のラインアップが少ないと言う場合にはアクセサリーや袖なしのベストを着てみたり靴をオシャレな物にしてアクセントを付けるなど、どこかでワンポイントを付けるようにするだけでも定番過ぎないようにすることのコツとなります。
ぜひ一度ご自宅でコーディネートの練習をしてみると良いでしょう。
ちょいワルオヤジにならないように
今から10年くらい前からテレビを中心としたメディアでちょいワルオヤジと言うキャラクターやそれに準じたファッションが流行り出しました。あくまでもファッションは個人のセンス
別に良い悪いと言う基準がある訳ではありませんが、できるだけちょいワルオヤジにならないように気をつけた方が良いでしょう。この手のファッションは欧米やヨーロッパでは当たり前に着られているかも知れませんが、日本ではたまにパーティーに行く時には良いでしょう。
普段ご家族と出かける場合にはちょいワルオヤジにならないようにした方が皆さま、そしてご家族のためにもなります。
ではちょいワルオヤジにならないようにするにはどのようなことを気をつければ良いかと言いますと、先ずはシャツの第3ボタンまで開けないようにしたり、胸元には幾つもの派手なアクセサリーを付けたり手首にもゴールドのブレスレットをしたり夜でもサングラスをかけたりなどまるで映画に出てくるギャングのような格好は控えた方が良いと言うことです。
ちょいワルオヤジにならないようにするには洋服以外にも奇抜な髪型にしたり金髪に染めたり、歩きながら葉巻を吸ったりなど洋服以外の振る舞いも含まれます。特に似合わない方がやるとだだ浮いてしまうだけになりますので映画の見過ぎで洋服を買う時に影響され過ぎないように気をつけましょう。
品良く着こなすこと
結局のところは若い時とは異なり、かっこいいおじさんファッションにするには品良く着こなすことが大切になります。
具体的に品良く着こなすこととはどう言うことかと言いますとベースとなる洋服は落ち着いた色合いにして、その上にどのようなアクセントを付け加えて行こうかと言うことを考えて行ったり、自分の体型に合っていないサイズのものを着ないようにしたりヨレヨレのシャツやパンツを着ないようにしたり、言わば普段の身だしなみを当たり前のように気をつけていればそんなに難しいことではないのです。
それでも品良く着こなすことのイメージが付かないと言う場合には大人向けのメンズファッション誌や40代メンズファッションのコーデにおすすめしたい通販サイト13選、またテレビドラマなどで40代以上の俳優さんが着ているファッションを見てみると品良く着こなすこととはどのようなコーディネートなのかがお分かりになり易いのではないかと思います。