世の中にはダイエットをしたいと思う人達がいる反面で、逆に太りたいと思っている人達がいます。
恐らく前者の方が多いと思いますが、どんなにご飯を食べても貧弱でガリガリのままであるという体質の方がいます。
その方達は切実に太りたいと願っている訳なのですが、だからと言って別にお相撲さんの様に太りたいと思っている訳ではなく、男性の場合はどちらかと言うと格闘家やラグビー選手の様な体型を目指している場合が多いです。
女性の場合は、健康な体になりたいという思いで太りたい人が大半です。
健康な体にするには体に脂肪を付けて、そこからトレーニングをして絞って行くのが良いとされていますが、とにもかく今まで通りの食事をしたり運動をしたりしていただけでは全然ダメだと言う方はこの記事をぜひ参考にしていただければと思っています。
ガリガリの体を脱して良い体を作ることが出来れば、自分に自信が付きファッション面でも役立つことでしょう。きれいめのファッションなどで決めれば異性から好印象を持たれるはずです。
ファッションについては、きれいめメンズファッションは何を着ればいい?外さないアイテムとコーディネートとはを参考にしてみてください。
男性も女性も異性から興味を惹かれる様な体づくりのお手伝いができれば幸いです。
太るための基本
痩せたいと願う人がダイエットを行うに際してベースとなる条件がある様に、太りたいと願い、実際に食事や運動をする場合にも太るための基本と言うものがあります。
ただ食べるだけではなくて太るための基本を知っておくのとそうでないのとでは効果が全然結果が違ってきますので、しっかりと太るための基本を覚えておいていただければと思います。
まずエネルギーの原理原則になりますが、消費するエネルギーよりも体内に取り入れる摂取エネルギーの方が勝った時に太ります。
これは食事によって体内に取り入れたエネルギーを運動や日常生活によって使い方切らなかった場合に太ることになります。
なお、太るための基本を理解していても、自分はたくさん食べているのにそれでも太らないのはどうしてなのか?と不思議に思う方もいると思いますが、実は他の人たちと比べると決して多く食べてはいないと言うケースが多く『人よりもたくさん食べているつもり』になっているのです。
そして太るための基本として体内に多くのタンパク質を取り入れないといけませんが、痩せている方の中にはお肉や油っぽい食品が苦手だと言う方もいます。
自ずとベジタリアンになってしまいますので、この様な場合には食べている食材のエネルギーが少ないです。
当てはまる方は、太るための基本となる脂肪が体につきにくいのでまず太ることは難しいといえるでしょう。
好きな物を食べるだけ食べてエネルギーを消費しない様に運動をしなければ良いのではないかと言う理屈もありますが、確かに運動をしなければ消費エネルギーが少ない分、体にどんどんとカロリーが溜まるので太る様に感じるかも知れません。
でも健康的に太るための基本と致しましては、何もしないで太ると言うことはただ体に脂肪が付いてしまうだけになりますので決して健康的な太り方とはいえません。
基本的に運動をしないと食欲が湧いて来ませんのでただの体重と体脂肪が高い肥満になってしまい、健康診断ではメタボと診断されてしまうかも知れません。
将来的に生活習慣病や糖尿病になる確率が高まってしまいますので、太るための基本としては運動をしながらよく食べると言うことが原則となります。
胃が健康であること
健康に太るために次にお話をさせていただくのは胃が健康であることが大切です。
太るには食事によって摂取カロリーを吸収しますので、食べて太るためには先ず胃が健康であることがしっかりと食事を摂れることに直結しますし、また食欲が湧いてこなくなってしまいます。
食事から得た栄養の吸収を効率的に行う様にするためにも胃が健康であることが関係してきますので、これから太りたいと願う方はご自分の体調を含めて胃が健康であることができているかを確認しましょう。
では胃が健康であることを実践するにはどうしたら良いかと言いますと幾つかの方法がありますのでご紹介を致します。
普段消化が悪かったり便通が悪いと、太るための良い食生活を送ることができませんので胃薬などで整える方法が有効です。
ただ一概に胃薬と言っても胃酸の分泌を抑えるタイプの薬や胃の働きを活発にさせる物があります。
これらの両方の作用を促す総合胃腸薬などもありますので皆さまの胃の健康を向上させる胃薬を選ぶ様にしましょう。
また胃が健康であることとストレスも切っては切れない関係にあります。ストレスが溜まりすぎると自律神経を乱してしまうからです。
自律神経が乱れてしまうとやがて胃の蠕動運動が悪くなって、胃酸の分泌が悪くなってしまうので、食欲が湧かなくなることで太る体質にならなくなってしまう場合があります。
太るためには胃が健康であることを大切になりますのでストレスとは上手く付き合っていく様にしましょう。
胃が健康であることを大切にしたいのであれば、たくさん食べないといけないとは言え、暴飲暴食はいけません。
一気に胃の中に物を入れると逆に胃の調子を悪くしてしまいます。俗に言うドカ食いは辞めてよく噛んで食べる様にしましょう。
もしも胃の不調に対して自分では結果が分からない場合には、自分で勝手に大丈夫であろうと判断をしないで病院に行って見てもらう様にしましょう。
例えば『胃がムカムカする』や『なんとなく胃が重い』と言う症状が皆さまが太らない原因となっているかも知れませんので、くれぐれも胃が健康であることが、太る体質になるのには欠かせません。
最近は、5人に一人の割合で胃に不調を抱えているとも言われていますので、無理をしないで胃腸の調子が悪い場合には病院に行く様にしましょう。
健康的に太るための食事
ここで皆さまが勘違いをしてしまいがちなのが、太るための食事として毎日カロリーが高い菓子パンやアイス、そしてファーストフードばかりを食べていればいつかは太るのではないかと思いがちなことです。
栄養のバランスが悪くなってしまいますので、この様な食生活は太るための食事の方法としてはNGとなります。
ではどうしたら良いかと言いますと基本として一日3食をちゃんと食べて欠食をしないと言うことです。
当たり前のことですが、1日に2回食べるのと3回食べるのとでは摂取するカロリー量が異なります。
また1日3回食べることで栄養のバランスが取りやすくなりますので、今まで朝食を取っていなかったと言う方は午前中にエネルギー不足にならずに済みます。
だからと言って急に食べられないかも知れませんが、太るための食事と致しましては栄養を摂取して行かなければなりませんので最初のうちはフルーツやバナナ、シリアルから始めてだんだんと量を増やして行くと良いでしょう。
朝ごはんを欠食した方が後からたくさん食べるので太るのではないかと言う意見もありますが、これはただのドカ食いにつながるだけですので、過剰にカロリーを摂取してしまうだけとなり、決して健康的に太るための食事とは言えません。
もともと健康のことを考えれば朝食は食べた方が良いのです。
朝食を食べたからと言って太りにくくなることもありませんし、その後に昼食と夜食を普通に食べられれば1日の総摂取カロリーが増えますので太るための体質作りができることになるのです。
次の太るための食事のポイントしては、夕食時の量を増やすと言うことです。
通常痩せたい方達は夕食の量を減らさなければなりませんが、太りたいと言う方達はいつも以上に夕食の量を増やしてみましょう。
これは太るための食事とも深く密接しておりまして、夜の時間帯は消化器官の機能が高まりますので栄養が消化し易くなります。
夜の遅い時間に食べるほど吸収力が高まりますので太り易くなるのです。
だからと言って夜食と言う意味でいつもラーメンやカツ丼などを食べていては翌朝の朝食が食べられなくなってしまいますし、胃の不調にも繋がってしまいますので、夕食の量を増を少し増やしていくと言う感覚を持っておきましょう。
また栄養バランスが取れた食事をする様に心がけておきましょう。
例えば炭水化物はエネルギーとして必要不可欠にはなりますし、何よりも糖類は体重を増やすのには欠かせない栄養素にもなるのですが、ただ必要以上に摂りすぎてしまいますと生活習慣病や糖尿病になってしまうリスクが高まってしまいます。
いくら太るための食事とは言えそのことばかりを考えていてはいけませんし、本来必要な栄養素が不足してしまいますと働くべき体の機能が働かなくなってしまうこともありますので野菜、たんぱく質、炭水化物、ビタミンのバランスは考える様にしましょう。
次に太るための食事の具体例についてですが、太り易くなる物は脂肪が脂質となり炭水化物が糖質になり、これらがエネルギーにもなって太るために必要な物となります。
また、炭水化物と脂質だと脂質の方が太り易くなりますが、その分食べ過ぎてしまうと健康を損なってしまうリスクもありますのでお肉などで脂質も摂りながらの白米お勧めです。
白米の栄養素は、炭水化物だと言うイメージが強いと思いますが、実は白米には炭水化物だけではなくてたんぱく質や脂質、またビタミン、ミネラルも含まれていますので、ご飯を中心におかずを考えるとたんぱく質を効果的に活用できて理想の太り方をすることができるのです。
トレーニングの注意点
良い体を作るためにはトレーニングも重要ですが、間違えたトレーニングの知識をつけてしまうといくら一生懸命鍛えても理想の体質になれない場合もあります。
筋肉を付けたい場合には、なるべく負荷をかけて鉄アレイやバーベルを持ち上げると良いです。
軽い負荷だと細い筋肉の繊維しか期待できません。初めは、数回程度でもかまいませんので一生懸命頑張って重量のバーベルで負荷をかけるようにして、後々ご自分のペースを掴んで増やしていった方が効率的です。
必然的にトレーニングをすると筋肉が傷つきます。
そうしてこの傷ついた筋肉は回復をさせてから更に強い筋肉に成長していく訳ですが、この時に必要なのが、ただの回復ではなくて超回復になるのです。
だたやみくもに行うのではなくて間隔としては2~3日に1度のトレーニングが良いとされていますが、その間の栄養摂取もかなり重要です。
筋肉を付けるためにはトレーニング後の2時間程度がたんぱく質合成には良い時間となりますので、この時間帯にたんぱく質やアミノ酸を摂取することが大切なのです。
栄養が体内に取り込まれるまでの時間を逆算しますと食事から摂取されたたんぱく質は消化と吸収をされてからアミノ酸になりますので、運動後の食事をおおよそ30分~1時間位の間にたんぱく質をメインとした食事を食べておくと良いでしょう。
プロテインの活用
健康的に体内にたんぱく質を摂取するには食事で取り入れる他にプロテインを活用する方法がお勧めとなります。
良質なたんぱく質を取り入れるにはプロテインを活用することで手軽に、そして早い吸収時間で効率良くサポートをしてくれすのです。
食事で多くのたんぱく質を摂ろうとしてもトレーニング前に重めの食事をしてしまうと胃に負担がかかってしまって体が動かなくなってしまいますが、プロテインを活用すればその様な心配もありません。
プロテインの活用は効果的に太るためだけではなくて運動前の補給と言う意味合いでも効果を発揮します。
もし運動前にプロテインを飲む場合には消化や吸収が早いホエイプロテインであればエネルギー源となってくれるのでお勧めです。
運動前のプロテインの活用方法のポイントと致しましては、牛乳ですと消化に時間がかかってしまいますので、スポーツドリンクや水着などの吸収が早い物に溶かして飲むと良いでしょう。
次にトレーニング後のプロテインの活用と致しましては、運動前と同様に消化や吸収が良いホエイプロテインを飲むことがお勧めです。
ただ就寝中には栄養補給ができないので就寝前にプロテインを活用する場合は、消化や吸収がゆっくりとなるガセインプロテインがお勧めです。
太るためのコツ
今までガリガリでどんなに頑張っても太れなかったと言う方は上にご説明をさせていただいた太るための方法をぜひ実践していただければと思います。
実践したとしても元々太りにくい方の場合には直ぐに結果が出ませんので最初の1ヶ月位は決めたやり方を継続してみて結果が出ていたらそのまま継続をして、結果が出ていない場合には改めて食事の量や内容を変えてみることが太るためのコツになります。
食べ続けているだけではに太っても肥満になりますので、筋肉トレーニングも行う様にして健康的に体重が増加することこそが太るためのコツになることを忘れてはいけません。
太るためのコツを習得して太り過ぎてしまった場合は、今まで挑戦してきたことを思い出してみてください。
ある程度太る理由が理解出来ていると思いますので、体重のコントロールをすることもできるでしょう。また体重を増やしたい場合にはもう一度太るためのコツを実践すれば良いでしょう。
皆さまの周りで太れないで悩んでいる人がいたら太るためのコツを教えてあげれば悩みを解決してあげることができますので共有してみるのも良いかもしれませんね。