冬は寒いので、おしゃれであろうとも薄着で出掛けるのは絶対にできませんよね。かといって厚着をしまくるのも、野外と室内の温度調節ができなくて苦しむ事になります。
外は寒い、室内は暖かい。ならば小物で温度調節をすれば、スマートに快適に冬を過ごせます。どんなアイテムならば防寒として役立ち、かつ暖かく過ごせるのか見ていきましょう。
マフラーはざっくりめに
冬の防寒具といったらマフラーですよね。マフラーをしていれば首が暖まります。首もとを暖めると全身の体の不調が良くなると言われるぐらい、首は冬に冷やしちゃいけない部分です。
そんな首もとを暖めるマフラーは、薄手のマフラーとざっくりめのマフラーがあります。薄手だと軽く首に巻いてネクタイがない代わりになり、アクセントになります。だけども冬はそんな悠長な事を言っていられませんよね。
薄手のマフラーを巻いたとしても、寒さは防げません。なので中途半端な暑さのマフラーを巻くよりは、ざっくりとした厚着のマフラーを巻いてしっかりと防寒したいところです。その方が見た目が暖かく、おしゃれにコーデすればマフラーがアクセントになります。
ざっくりマフラーの場合、女性だと髪の毛を縛らないとマフラーとのバランスが悪いんですが、男性なら髪の毛が短い人が多いので、いつものヘアスタイルにざっくりマフラーを合わせるだけで済みます。
ざっくりマフラーは、ふたつに折って輪に反対側のマフラーを通すワンループ巻きか、フロントでマフラーを結ぶニューヨーク巻きがおすすめです。ざっくりとしたマフラーだと、前にマフラーの裾が垂れていた方がおしゃれに見えます。
あの元祖チョイ悪親父で、イタリアン紳士ファッションのリーダーであるジローラモさんもざっくりマフラーを着用してファッションのポイントとしている着こなしをしています。マフラーでおしゃれをするのは、もはや常識ですね。ざっくりマフラーなら、防寒とおしゃれの両方がとれます。
また、マフラーを結ぶのがめんどくさければ最初から輪っかになっているスヌーズを選んでも良いでしょう。スヌーズは首からかぶり、輪ゴムのように首にまけばざっくり感が出てきます。簡単におしゃれができ、おしゃれ初心者でもしっかりとおしゃれをした感じが出てきます。
帽子があれば髪の毛を気にしなくていい
冬になったら頭まで寒い、風や雪で髪の毛がぼさぼさになる‥。という悩みを解決するのが帽子です。冬の帽子は頭を暖かくし、ヘアスタイルまで気にしなくていいという優れものです。
やはり冬はニット帽が一番おすすめです。風に飛ばされる事もなく、暖かさを感じるからです。ニット帽に合わせるファッションは、ストリート系やカジュアル系はもちろんの事、チェスターコートに合わせて品が良いカジュアルファッションにしたり、ピーコートやダッフルコートなどのきれいめファッションにも取り入れていけます。
またはつばがあるハットだと、紳士的で正統派のイケメンになれます。ハットに合うファッションもチェスターコートやピーコート、ダッフルコートなのでニット帽とハットがあれば、同じアウターでも雰囲気を変えておしゃれを楽しめます。
あんまりおすすめしないのが、前だけにつばがあるキャップです。ニットキャップでも避けるべきです。カジュアル過ぎて、女性ウケがあんまり感じません。さらに前にのびるつばは、顔を隠してしまって怪しい人か芸能人の変装、逃亡中の犯人のように感じます
。いかにも髪の毛や顔を隠していると、手抜きファッションに感じてしまうのでやめておきましょう。おしゃれに自信があり、普段からキャップをかぶっているなら問題はありませんが、普段は帽子を被らないという人はキャップは難しいアイテムです。
手袋はスリムなもので。スマホ操作も考える
冬の野外で絶対に欠かせないのが手袋です。手袋はミトンもありますが、大人のメンズだとミトンは子供っぽくて恥ずかしいです。きちんと5本の指がある方が何かを掴むなどの動作がやりやすぐ、機能的です。
5本指の手袋は、柄が書いてあるものやニットになっているものなどがありますが、どちらもおすすめしません。柄入りはやはり子供っぽくなりますし、ニットも手袋だとカジュアルで子供らしくなります。
大人のメンズが選ぶ手袋は、シンプルであるべきです。そしてスリムなものです。素材は革やツイードがおすすめです。スリムだけど暖かく、おしゃれと防寒ができます。
さらに手袋を選ぶ時に必要なのが、野外でスマホを利用する機会があるかです。少しの移動しか野外にはいなく、スマホを触る事があまりなければ、手袋の上からスマホを触れなくても問題はありません。しかし野外で地図を見たり、ゲームする事があれば手袋の上からスマホを触れた方が確実に楽です。
手袋をしていると素手よりもスマホは反応しずらいのですが、スマホの基本的な操作ができるので楽です。
スリムな手袋に合うファッションは、これも品が良いファッションです。革やツイードは紳士のアイテムなので、手袋からおしゃれができます。
スパッツを履いて足も暖かく
見えない部分もおしゃれをするかどうかはあまりうるさく言えませんが、ズボンの下にどんな柄でもいいからスパッツを履いておくと足が暖かくなって快適になります。
スパッツは黒やグレーといった地味な色もありますし、カントリー柄などの派手なものもあります。スパッツを見せたいのであれば、厚手の冬っぽいハーツパンツを合わせると良いでしょう。女性ウケはあんまりよくありませんが、おしゃれさはあります。
女ウケを狙うならスパッツがあんまり目立たないようにするのが良く、見えたとしても違和感がないものを選ぶようにします。それが黒やグレーなどの地味な色です。チラッと見えてしまっても、ダサいとは思いません。
スパッツは薄手でも履くと暖かさをかなり感じます。ヒートテックなどの防寒スパッツは多数あるので、2~3枚ぐらいは購入して毎日でも履くのがおすすめです。
冬のメンズ小物は、防寒とおしゃれさを兼ね備えたものにするといいですよ。そして、着脱が簡単なものを選びましょう。スパッツは脱ぐとなるとズボンまで脱がなければいけませんが、それ以外は簡単に脱げて着れます。